タニワキログ(Taniwaki-log)

日々感じたことなどを書いていきます。

石巻&女川再訪:2026年8月

台風15号が接近している。そんな最中、以前から予定していた石巻&女川への再訪旅に。15年前に東日本大震災の後、3か月後から現地に数回入り、これらの地域にも足を運んだ。今、被災地はどうなっているのだろう。東北出張で仙台に赴く機会はあるものの、それ以外の地域を訪れる機会はなかなかなかった。

 

朝の新幹線で仙台へ。まだ雨はそれほどの勢いではない。レンタカーを借りて牡鹿半島に向かう。石巻を過ぎて山道に入ったあたりから猛烈な風と雨。小さい車なので、風に煽られて左右に揺れる。途中、東松山の道の駅に立ち寄った後、午後2時半には海岸近くの宿「さか井」に到着。部屋からは広大な海と金華山が見えるが、靄がかかって墨絵のようになっている。

風雨が強く、どうしようもない。大浴場に浸かり、あとは読書。ここは崖の上にあるので、震災当時も宿の損壊は免れたとのこと。少し早めに美味しい料理をいただき、早々に就寝。

 

翌日、まずは女川に向かう。山道には昨夜の暴風で木の枝が散乱していて最新の注意を払いながら運転。女川の様子はテレビなどでは拝見していたが、駅前をしばらく散策して、交番が震災遺構として保存されているのを見る。見上げると盛り土した上に建物が並んでいるのがわかる。

その後、登米市にある長沼ダム自然公園へ。長沼はちょうどハス祭りのシーズン。時折激しい雨になるが、その合間を縫ってボートでハスの群生地の花々を見る。

登米の食堂で昼食を済ませた後、震災遺構となっている大川小学校を訪問。震災の数ヶ月後に伺った際は何人ものお坊さんが読経し、お線香の煙が充満していた光景が脳裏に焼き付いている。しかも学校の入り口に少し立ち寄っただけで、後は瓦礫が山のようになっていて入れなかった。今回訪れると、遺構として学校を残しながらも津波がいかに激しいものだったのか、いろいろな思いが交錯する。写真でもわかるが、少し小高いところで震災ボランティアの方が説明している。

その後、石巻市街まで戻り、みやぎ東日本大震災津波伝承館へ。震災当時、南浜地区を通るとポツリポツリと家が残っていたのを覚えている。そのエリア一体が公園となっている。丘に登ると当時の写真との比較も。

伝承館の中に入ると震災ボランティアの皆さんが熱心に説明してくれる。映像資料も多数用意されていて、震災の実態やこれからの震災への備えなどについて多角的に教えてくれる。

伝承館から振り返ると、被災した門脇小学校も見える。震災遺構として後世に伝えていく意味は大きいと改めて感じる。雨が降ったり急に陽が差したりという不安定な天気。ふと見上げると虹が部分的に見える。

あの看板のところにも立ち寄り。

夜は石巻グランドホテルに宿泊。すぐ近くに移転した老舗かめ七呉服店があるので訪問してみた。残念ながらお盆休みだったが、15年前に雑誌協会の皆さんと一緒にかめ七さんの旧店舗に子供達が漫画を読めるようタブレット端末と通信環境を整備したのを思い出す。その頃お店で買ったタオルは今も持っている。このタオルとどれだけの数の国々を旅したことだろう。というわけで記念撮影。また来ます。

 

翌日、早朝に起きると奇跡的に雨は降っていない。まんがロードを歩いて写真を撮る。石巻駅に向かう途中、見覚えのある石巻市役所の建物も見える。ここはもともと百貨店の建物で南側に窓がほとんどない。そのため、当時は衛星電話を受信するお皿が設置できず、通用口の近くにお皿を置き、担当者の方が電話がかかってくると知らせに行っていたのを思い出す。石巻駅のサイボーグ009のキャラクターがよい。

駅構内から出ると、朝日を望む003の横顔が美しい。

勢いに乗って仮面ライダーと記念撮影。

ホテルで朝食を済ませた後、待望の石ノ森萬画館へ。震災当時は津波で大きな被害を受けていた宇宙船のような建物の姿を覚えている。ボランティアの力も借りて復興したこの施設。朝9時の開館と同時に駆け込んで展示を拝見。建物は何度も見ているのだが、こうして展示を見ることができたのは初めて。15年の月日をしみじみと感じる。館内でまずは仮面ライダーと記念撮影。

展示内容も素晴らしかった。サイボーグ009や仮面ライダーはリアルタイムで視聴していたので、やはり懐かしい。石森作品もまた読み返してみたい。後ろ髪を引かれながら松島に向かう。すごい渋滞。かろうじて車を止めて散策。

車に乗り込むと雨が激しくなり、降りると薄陽が射す、という状況で何とか3日間の日程を終える。台風でまったく散策できないだろうと諦めていたのだが、本当に恵まれた。思い出深い石巻&女川再訪だった。







 

 

映画ログ: 2026年7月

黒牢城⭐️⭐️⭐️(3)

 

劇場はトイストーリーを見に来た子供達でごった返している。そんな中、本作品は合戦のシーンとかほとんど出てこない。見終わったあと、「なんだ、ほとんど理解できなかった」と思ったのだが、帰宅後に解説動画などを何本かみて、この映画の構造とかテーマを知り、もう一度見たくなった。なんとなく時代劇ミステリーを想像していたのだが、そうではない。テーマはこの時代の閉塞感とか息苦しさとか、そういうところにある。それにしても2時間半は爺さんにはつらい。

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ガス人間⭐️⭐️⭐️⭐️(4)

 

子供の頃、映画「ガス人間第一号」をみて怖いけれど物悲しい感じをしたのを思い出す。これをベースにしたNetflix作品も似たテイストが感じられつつも、現在のテイストがしっかり盛り込まれている。脚本がとてもよい。そしてガス人間の描き方もお化けのようにならず、実に巧みな抑揚の効いた感じ。出演者の演技も素晴らしい。

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幸せの隠れ場所⭐️⭐️⭐️★(3.5)

 

原題The Blind Side。久しぶりにアメリカのハートウォーミングな映画。黒人の青年が白人家庭の一員となり、アメフトで自分の道を切り開いていく。これが実話だということに驚く。エンドロールにはご本人や実際の家族も写真で登場する。驚いたのはこの作賓が公開されたあと、主人公が家族を裁判で訴えるほどもめたという事実。訴訟社会のアメリカとはいえ、これはびっくり。

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殺人者⭐️⭐️⭐️★(3.5)

 

全7話@Amazon Primeを一気に視聴。無差別殺人とベビーフードの話の関連性は次第に明らかになっていく前半部分の緊迫感は見事。後半に入って少しテンポが間延びしているのが残念。クライマックスに向けて伏線は丁寧に回収されていく。

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映画ログ:2026年6月

大濛”A Foggy Tale”⭐️⭐️⭐️⭐️(4)

 

台湾作品。邦題「霧のごとく」。長期に及ぶ戒厳令下における市井の人々を少女の視点を中心に丁寧に描く。脚本の手堅さ、一つ一つの映像の丁寧な美しさ、そして「雲と霧」をテーマとする生き様、派手さはないが深みのある物語が静かな感動を呼ぶ。そして最後の最後のシーン、涙が出た。実際に台湾を旅してみてもっと台湾の歴史を知らなければならないと思ったものだが、この作品でも本省人や外省人の話が出てくる。(6/1)

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マイケル⭐️⭐️⭐️⭐️(4)

 
IMAXでこの週末に先行上映していたので早速みてきた。本当によくできているし、主演のJaagfar Jackson(Jermaineの息子、つまりMichaelの甥っ子)の演技とダンスも素晴らしい。幼年期からジャクソン5、そしてソロキャリアでの成功まで手際良く描く。ぜひともIMAXをお勧めしたい。
 
ただ、既に指摘されているように88年のロンドンウェンブリー公演までを描いていて、「彼の物語は続く」という文字が出て終わる。その後の彼の皮膚疾患、オプラのインタビュー、連続する訴訟、復活公演の準備、そして死までの彼のつらい部分がない。そこまで描いた方が彼の人生の哀しさが浮き上がると思うが、制作陣にジャクソンズのメンバー(兄たち)も入っているので無理だったか。Chat GPTは続編の可能性もあるというが、どうだろう。ともあれ、繰り返しになるが映画そのものは120%楽しめる。もう一度みたいと思わせてくれる。
 
88年ロンドン公演でこの作品は終わるのだが、その年の6月、私はパリ16区に住んでいて歩いて20分の近くのサッカー場Parc des Princesでマイケルの公演をみたのを覚えている。あれが本格的な最初のソロツアー(Bad World Tour)だったのか。なかなか日が沈まないパリでマイケルがまったく止まることなく踊りながら息も荒れることなく歌っていた姿を思い出す。あれが40年近く前なのか。
 
(追記)この作品をみて1週間、彼の動画をいろいろみていたが、ゴシップの波に飲み込まれてしまう前のロンドン公演でストーリーを終えたのは正解だったように思えてきた。

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銀河鉄道の父⭐️⭐️⭐️★(3.5)

 

役所広司の出演作は作品として好みなので努めてみている。この作賓もあまり期待しないで見始めたのだが、宮沢家の家族愛に何度となく涙を流した。特に妹役の森七菜の演技が素晴らしい。そして名作「雨にも負けず」の感じがよく伝わってきた。

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映画ログ: 2026年5月

黒革の手帖⭐️⭐️⭐️★(3.5)

 

Netflix作品「地獄に堕ちるわよ」で銀座のクラブの世界を覗いたついでに、数年前の松本清張原作「黒革の手帖」の武井咲バージョンを視聴。テレビ朝日製作の全8話。またしても一気見、やってしまった。みんな強欲で自分勝手。どこまでも懲りない人たちの動きがドラマの中で炸裂する。松本清張というと昭和の匂いが色濃く出るが、この作品は現代風になっている。

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火の魚⭐️⭐️⭐️⭐️(4)

 

FBの記事で本作を知る。NODにて視聴。2009年広島放送局の製作。主演のお二人、特に尾野真千子の抑制の効いた演技がよい。死、孤独、恐怖、そして共鳴。この歳でみると一層内容が胸に染みる。素晴らしい作品。

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秋が来るとき⭐️⭐️⭐️⭐️(4)

 

原題"Quand vient l'automne"。フランソワ・オゾン監督は「名匠」と呼ばれていることを視聴後に知る。作品そのものは静かに、そして巧みに運ばれていく。エピソードが切れ目なく滑らかに流れるように進んでいく。その中にある親子の感情、老いることの悲しさ、良かれと思って悪い結果が出る皮肉、そういう人生のいろんな要素が織り込まれている。作品としての完成度は高く、たしかに名匠と呼ばれるだけのことはある。俳優陣もすばらしく、特に主軸となる女性二人の存在感が素晴らしい。

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利尻礼文:2026年5月

16日(土)、前日午後の名古屋への日帰り出張、帰宅は23時半頃。少し仮眠をとり、朝8時前に自宅を出発。羽田空港から11時前に稚内行きの飛行機に搭乗。飛行時間2時間弱。羽田で買ってきたおむすびを機内で食べ、小さな稚内空港に到着。ツアーのバスで本土最北端の碑がある宗谷岬。風がすごく強くて肌寒い。体ごと持っていかれそうになる(写真はまだ強風に慣れてなくて中途半端に手を開くタニワキ)。SNSでよく見る碑の前で記念写真をとる。すぐ近くの間宮林蔵の銅像の前では誰も撮影していない。かもめが優雅に風に流されている。

 

その後、稚内市内に入って稚内駅。最北端のマクドナルドなど、あちこち「最北端」をうたっており、ここは最北端の駅。最近建て替えられたとのことで公共施設と合築の施設。現用の線路から続く部分は今は使われていないが、駅の外まで続いている。昔はここで鉄道を降り、樺太までの船も出ていたとのことだが、敗戦の年になくなったのだという。

ドナルドが寂しい感じで座っている

その後、石段80段ほどのぼったところにある北門神社にお参りをした後、ノシャップ(野寒布)岬へ。ノサップ(納沙布)岬と間違えていたがここは違う場所。アイヌ語で尖った場所という意味の言葉を聞き取る際にノサップとノシャップに分かれたのだという。岬では利尻富士は雲に隠れて見えず。風が強い。

 

でも稚内市内に戻る途中、多数の鹿に遭遇。写真をみると、まるで飼育しているように見えるが、すべて野生のエゾシカ。近くに自衛隊の駐屯地。

 

本日のホテルに向かう。ホテルめぐまは繁華街から車で15分くらい離れた何でもない場所にある。海沿いなのだが、部屋の窓をあけると夥しい数の鳥の声。温泉につかる。最近できたというフィンランドサウナはサウナストンに水をかける本格派で、水風呂も最近流行りのチラーを通したものでない程よい冷たさ。外気浴で外に出ると、外気温7度くらいで、これまたちょうどよい。これまでのサウナ体験の中でも最高の部類に属する快適さ。夜もバイキング方式ではない料理の数々を落ち着いて味わう。明朝が早いこともあり、早々に就寝。

宿のHPより

17日(日)、朝5時から朝食。こんな早い時間でもしっかりした料理が提供される。5時50分出航の船で2時間かけて礼文島へ。久種湖(くしゅこ)で木道を往復20分ほど散策しながら、北の大地の花を愛でる。クロユリがまさに咲かんとしている。水芭蕉がでかい。いろんな花に遭遇。北の春は花が豊かで楽しい。

クロユリの蕾

澄海(すかい)岬にのぼる。高いところから湾を見下ろす。海が透明で澄んでいるのは岬の高台からでもわかるほど。その後。レブンアツモリソウが保護されている場所を訪れた後、スコトン岬へ。ランチは海鮮丼。

澄海峠はスカイ峠と読む。空に向かって屹立しているようだ。

レブンアツモリソウの可憐な蕾。

スコトン岬

午後、フェリーで利尻へ。船に乗船したあたりでガスが次第にとれ、雪をまとった華麗な利尻富士が姿を現す。なんと美しい。フェリーの甲板で何枚も写真を撮る。インバウンドの観光客があまり目立たない。

 

港からバスで姫沼。30分くらいでゆっくりと沼を一周。沼の湖面に利尻富士が映り込んで逆さ富士になっている。常に高原と同じくらいの気温ということで、高原植物が多数みられる。緑が美しい。

逆さ富士

その後、姫沼に程近いオタトマリ沼。ここからも利尻富士がきれいに見える。ここまできれいに見えるのは滅多にないとのこと。この地点からの利尻富士が「白い恋人」のパッケージイラストの元なんだとか。

白い恋人

続いて仙法志御先公園。利尻富士は火山が噴火してできた山だが、なだらかな稜線が海の中に流れ込むところまで綺麗に見ることができる。近くのわかめ加工工場で滅多に買わない名産品などを買う。お店では隣接する工場で実演販売もしている。お店を出ると、ちょうど夕暮れ時。

 

予定どおり5時過ぎにホテル到着。浴場は小さいが弱アルカリの湯質はとてもヌルヌルしていて心地よい。夕食にたくさん海の幸をいただいて早々に就寝。

 

18日(月)、ホテルの部屋は利尻富士が見える場所。明け方にのぞくと昨日に続いて山頂までくっきり見える。これは珍しい。明け方といっても、このあたりは今の時期、日の出が午前4時、日の入りが19時頃で、15時間も太陽が出ている北特有の状況。4時頃に5階建てのホテルの屋上に出る。写真を撮影している男性が一人。なんとホテルの従業員の方。この屋上で撮影された色んな写真をみせていただき、いろんな話を聞かせてもらった。そうこうしているうちに海から陽が上る。空が赤く染まり美しい。

 

日の出をみた後、先ほどの従業員の方に教えていただいた利尻神社や高山植物園を歩く。いろんな種類の桜が一気に咲いている。北の春。海から徒歩10分くらいで、まるで軽井沢のような豊かな緑陰が楽しめる。海から山までの自然の豊かさが徒歩15分圏内で味わえる。

 

そこから今度は海の方に坂をくだる。時計をみると午前5時頃。漁師さんが船を出して昆布をとっているのが見える。空気がうまい。ウニ漁は6月からということで、今はまだやっていない。

 

ホテルに戻り朝食。850分のフェリーで稚内に向かう。利尻富士がクッキリとよく見える。この島には短期滞在の施設、例えば素泊まりできるコンドミニアムなども幾つかあるし、サイクリングロードも整備されているとのこと。夏にも落ち着いたスケジュールで来てみたい。

ペシ岬

朝9時前のフェリーで稚内まで戻る。結局、利尻島を離れるまでずっと利尻富士が見えていた。なかなか、こういうことはない、むしろ滞在中まったく見えない方々が多いとのこと。得難い経験ができて有難い。

 

10時前のフェリーで稚内まで戻る。所要100分。副港市場でチャーメンを食べる。鉄板焼きの五目焼きそば(写真でも湯気が出ているのがわかる)。とろみがかかっていて、寒い地域ならでは。うまい。満足して稚内空港に向かう。

 

ネットで東京は稚内より12度気温が高いと知る。フラフラしながら東京まで戻る。内容の濃い2泊3日の旅行であった。

信州: 2026年5月

連休を利用して信州へ。新幹線で長野、そこから長野電鉄に乗り、小布施で途中下車。町内の循環バスにのって岩松院。ここで北斎の肉筆画を堪能(写真は観光協会HPより)。とても百数十年前に描かれたものとは思えない。解説の男性の話が面白い。1,000日ほど北斎は小布施に滞在したとのこと。同行したのは娘の応為。「長澤まさみみたいに美人さんではなく不細工でした」と一刀両断。

岩松院にはもう一つの見どころ。それがお寺の裏手にある池。小林一茶の有名な句「やせ蛙まけるな一茶これにあり」が詠まれた場所。池の回りに柳があるイメージだが、柳は見当たらない。

お寺から徒歩でフローラルパークに向かう。庭がよく整備されているのも印象的だが、何よりここのレストランで食べたビーフシチューが素晴らしく美味しかった。パークに徒歩で移動する途中にみたりんご園ではりんごの白い花が咲き始めているところ。


長野電鉄で湯田中に向かう。途中、サーっと雨が降って虹が出た。

駅から数分の宿に到着。化粧水のようなしっとりヌルヌル感のある温泉を堪能。

 

翌朝、市内を夜間瀬川沿いに散策。昨夜はひょう混じりの強い雨が降っていたが、その影響で川は増水している。街中を歩くとタイ料理の店が多い。さて、10時半に駅へ。娘夫婦と一緒に信濃ワインバレー列車に。8種類の長野ワインとワインにあう料理を堪能、車窓から見える信濃の新緑がまた美しい。

列車は旧型のロマンスカー。これがまた風情があってよい。長野駅の改札口近くの絵が雰囲気をよく伝えている。

長野で電車の乗り換え時間が1時間ほどあったので、駅ビルにて地酒の試飲950円。よい心持ちに。

長野から小諸までしなの鉄道で移動。小諸駅から旅館のお迎えのバスで菱野温泉・常磐館。この宿は前に日帰り入浴で訪れ、いつか再訪したいと思っていた場所。宿の中に天空のお風呂があり、そこまで小型のケーブルカーで移動する。天空のお風呂から眺める景色が最高に美しい(写真は宿のHPから)。

この宿に親戚が参集して義母の米寿をお祝いする。夜、外に出てみたが星はそれほど見えない。とはいえ、宿のお庭が大層美しい。


翌朝、近くの山中を散策。カサッと音がするとビクッとする。クマが出てくるような気がして早々に宿に戻る。ちょうどテレビで「安曇野でクマが出た」というニュースをやっていた。

駅に戻り、しなの鉄道で終点軽井沢まで。新しくできたTsiteをぶらぶら。すごい人出で早々に退散して車を借りる。いつも行く御代田のパークゴルフ。36ホールでヘトヘト。立っているのもギリギリの状態のまま、スーパーTSURUYAへ。このスーパーはオリジナル商品に掘り出し物が多い。あれこれ買いこんで、早々に宿に。もう10年以上は通っている公共の宿で素泊まり3千円。雨が激しくなってくる。

 

翌朝、8時前には雨上がる。近所をウォーキング45分程度。朝食の後、風祭公園の近くにあるパークゴルフ場。新緑が美しい。地元のおじいちゃんとしばらくお喋り。みんなで少しずつお金を出し合い、コースを整備して利用しているのだとか。我々のような部外者も無料で利用させていただける。ここでも小鳥たちの囀りがうるさいくらい。

11時前に切り上げて軽井沢駅に向かう。やはり鬼渋滞で車動かず。通常20分かかるところを1時間少しかけて到着。レンタカーを返して南口のとある蕎麦屋で昼飲み。お蕎麦がとても美味しく、あっという間に1時間。駅に戻って新幹線で帰京。

映画ログ: 2026年4月

イゴールの約束⭐️⭐️⭐️★(3.5)

 

1996年製作。ベルギー作品。ドキュメンタリータッチで不法移民労働者の紹介業を営む父の従う一人の少年イゴール。移民労働者の一人の死に際に残した約束を守り、父に背いていく。少年の自立でもある。淡々と事実を積み重ねていくが、実録風であることで残酷な事実になんとか向き合うことができる。1996年カンヌ国際映画賞国際芸術映画評論連盟賞など。(04/04)

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九条の大罪⭐️⭐️⭐️★(3.5)

 

弁護士が役目として依頼人を助ければ裁判の相手方を不幸にする。仮に依頼人が反社の人間であったとしても。人気漫画の映像化。全10話。裏社会のざまざまな事案がおりなす何重にも折り重なったストーリー展開、そして主演の柳楽優弥の演技が素晴らしい。シーズン2にも期待したい。(04/05)

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マリオ〜AIのゆくえ〜⭐️⭐️⭐️(3)

 

  SNSで少し話題になっていたので、2018年の旧作を視聴。自殺を試みる少年と肉体を持つこととなったAIの交友。AIは肉体を獲得し、また喪失することで、人間の業や欲望というものが芽生える。AIを語ることで人間とはなんだろうかということを穏やかな語り口で問いかけてくる作品。前半が少し抑揚が少ないのが惜しい。とはいえ、超人工知能が語られ始めている2026年に視聴をすると、2018年作品の脚本でここまで書いているのはなかなか凄い。

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ブータン山の教室⭐️⭐️⭐️⭐️★(4.5)

 

何気なくU-Nextで視聴開始。一気に引き込まれる。美しい自然、素朴な村の人たち、誠実な登場人物。人の優しさの原点を教えてくれる作品。作品の中で何度も登場する民謡が日本の民謡の節回しと似ているのがとても印象的。思わず涙が出てきた。原題「ルナナ・ヤクのいる教室」。今年は日本・ブータン外交関係樹立40周年の記念事業で本作品は国内映画館で再上映されているとのこと。

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アナログ⭐️⭐️⭐️★(3.5)

 

最近みた「8番出口」の演技がよかったので、続いて二宮和也主演のこの作品を視聴。ストーリーはまずまずだが、回りを取り囲む人たちの優しさや思いやり、そして細やかさ色彩に強く心を動かされる。

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地獄に堕ちるわよ⭐️⭐️⭐️⭐️(4)

 

 またやってしまった。9話全話、ほぼ一気見。面白い。戦後日本の動きにあわせて這い上がっていく細木数子の生涯。主人公を演じる戸田恵梨香、作家役の伊藤沙莉、そしてとても印象的な母親役の富田靖子の演技の素晴らしさ。敗戦後の東京の焼け跡、東京オリンピックの頃の銀座など、街並みの描写も素晴らしい。制作にお金かけてます感がすごい。また9話通して緊張感を維持させる脚本もよい。

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